室戸市のSDGs推進活動
2025年01月31日 更新
SDGs(エスディージーズ)って?
SDGs(Sustainable Development Goals/持続可能な開発目標)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。
持続可能な世界を実現するための17のゴールと169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない」ことを誓っています。
室戸市とSDGs
室戸市は、市内全域が室戸ユネスコ世界ジオパークに認定されており、現在に至るまで自然環境と共生する文化や生活の営みを大切にしてきました。
その取り組みの大部分は、SDGsの掲げる理念と非常に関連性が高いものであるため、地域の持続的な発展に資するSDGsの取り組みを取り入れたまちづくりを行っていくことで、人口減少や少子高齢化、昨今懸念されております地球温暖化などの影響による度重なる大災害や台風災害等、本市が抱える課題の解決を図ってまいります。
そして、将来にわたって、経済を発展させ、かつ、人や環境にやさしい、「誰もが住みたいまち、住んでよかったと思えるまち」の実現に向け取り組んでまいります。
室戸市の取り組み
◆総合振興計画等への位置づけ
市の指針となる総合振興計画の理念や将来像がSDGsと方向性を同じくするものであることから、令和3年4月より施行の「室戸市総合振興計画(令和3年度~令和7年度)」に市が実施していく取り組みとSDGsとの繋がりを示しました。
pdf室戸市総合振興計画 概要版(令和3年度~令和11年度)(1.5MB)
pdf室戸市総合振興計画(令和3年度~令和11年度)(4.05MB)
また、第2期室戸市まち・ひと・しごと創生総合戦略においても、SDGsの推進について記載しています。
pdf第2期室戸市まち・ひと・しごと創生総合戦略(2.89MB)
室戸市SDGs推進本部設置
2015年9月に国連サミットにおいて採択されたSDGsの目標・ターゲットの達成に向けて、市民と力を合わせ、着実かつ効果的な取り組みの展開を図るため、
室戸市SDGs推進本部を設置しました。
室戸市SDGs推進宣言
室戸市は、地域の多様な関係者とのパートナーシップにより、環境・社会・経済の調和のとれたまちづくりに率先して取り組むことで、室戸ユネスコ世界ジオパークにふさわしい持続可能な社会を築き、わが国や世界のSDGs達成に貢献することを宣言します。
令和2年12月21日
室戸市SDGs推進本部
本部長 室戸市長 植田 壯一郎
「SDGs日本モデル」宣言
「SDGs日本モデル」宣言とは、地方自治体が国や企業、団体、学校、研究機関、住民などと連携して、地方からSDGsを推進し、地域の課題解決と地方創生を目指していくという考え・決意を示すものです。
室戸市も本宣言に賛同し、地域のステークホルダー(関係者)との官民連携を進め、地方からのSDGsを推進し、地方創生を目指す、日本の「SDGsモデル」を世界に発信していきます。
Muroto Voice -SDGsとの距離をうめる室戸の声-
自然災害を日常に、隆起する大地が生み出す自然の恩恵を受け続けてきた人々。
大地と結びつく暮らしのなかで染み付いたその人の当たり前を、声にして届ける。
この土地で暮らし続けるために。SDGsとあなたの距離を埋めるのは、室戸の声かもしれない。
httpMuroto Voice特設ページ
公開動画一覧と解説コメントをご覧いただけます。
#09「つづくもの—五所神社に集まる人たち—」
吉良川町西ノ川の河口から車で20分ほど行くと、立派な2本杉がそびえ立つ五所神社がある。氏子が住むのは、お宮がある西ノ川流域から、峠を超えた東ノ川流域まで広い範囲に及ぶ。秋の神祭はかつて盛大に行われたが、人口の減少に合わせて、形を変えながら継続してきた。各家で皿鉢料理を囲んだおきゃくや、冬の冷たい川で身体を清めた禊(みそぎ)も今は行われていない。酒に酔って太鼓を叩いた唄の歌詞も忘れさられている。それでも地域で暮らす1人1人の生活にとって「つづくもの」とは。
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#08「尾崎太刀踊り」
コロナ禍前の2019年、「太刀踊り」は室戸市内の5地区で奉納されていた。尾崎はその元祖だといわれる。2020年、新型コロナの感染拡大により、緊急事態宣言が発出。2023年に5類感染症に移行するまで、全国の伝統行事で自粛が続いた。室戸市内でも、多くの伝統芸能の中止判断がなされるなか、ここ尾崎地区の太刀踊りは規模を縮小し、参列を関係者に限定して奉納を続けてきた。自粛が明けた2023年、本来奉納する神社ではなく、集会所で“披露”することになった。踊りに集まった継承者たちの思いとは。
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#07「鯨舟の唄」
鯨舟の唄は、江戸初期から明治にかけてこの地域で鯨漁を担った「浮津組」の宴会で唄われていた。捕鯨業は村の盛衰に関わるもので、漁夫たちの意気を鼓舞するために様々な祝宴が催された。銃殺捕鯨の台頭で室戸の捕鯨は衰退する。しかし、神祭での奉納を通じて今日まで唄い継がれてきた。
人口減少に伴い日本各地の伝統行事が岐路に立たされている。2020年にコロナ禍へ突入すると、多くの祭りが自粛・規模縮小へと追い込まれた。4年ぶりに地域がにぎわうなか、唄う当事者たちは何を思うのか。様々な世代が抱える思いにカメラを向けた。
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#06「室津郷の馬子唄」
2023年10月、室津郷の馬子唄が4年ぶりに奉納される。馬子唄は江戸期より室津八幡宮の神祭で奉納されてきた歌で、当所は祭りの行列に神馬がお供していたものが、後に馬子唄を合わせて奉納するようになった。
馬子唄の唄いだしは10人のうち1人が音頭をとる。今年は前半の音頭を、前田一真さん(39)が初めてとる。指導する田所栄造さん(75)は馬子唄保存会の初代会長で、長年馬子唄に携わってきた。地域伝統の唄は、今どのように唄い継がれているのか。練習から当日までの様子を取材しました。
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#04「ぼくはインドネシア人」
日本の第一次産業が、多くの外国人技能実習生によって支えられていることの認知が広まりつつある。高知伝統のカツオ一本釣り漁も例外ではない。毎年約50人のインドネシア人漁業実習生が、高知のカツオ一本釣り漁のために来日する。来日した実習生たちは、まず室戸市に滞在して日本語や漁業を学ぶ。2カ月の研修後、実習生たちは県内各地のカツオ船に配属され、船上での生活が始まる。
市川理沙さん(45)は2019年よりこの研修の日本語指導に携わってきた。出港後、1年のほとんどを洋上で過ごす彼らの素顔を知る、数少ない存在だ。日本語教育を通じて実習生たちと接し続けてきた市川さんが、社会から存在が見えづらくなってしまっていることで彼らが抱える問題と向き合う姿を追った。
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#03「伝統的町並みの存続」
日本の家屋の平均寿命は30年と言われる。人口減少で空き家が増加するなか、新築物件は次々と建てられ、大量の建築ゴミが廃棄され続けている。一方、高知県室戸市には明治・大正期より住み続けられてきた家々が立ち並ぶ地区がある。国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている「吉良川の町並み」だ。しかし家屋を修復する大工や左官の数は年々減少している。進む人口減少で空き家となり、手入れがされず修復不能となる家も増えてきた。
この町並みが重伝建に選定されたのは25年前だ。選定の前年に住民団体、吉良川町並み保存会が発足した。青木準吉(76)さんは12年前より理事長を務める。一人の大工、そして伝建地区住民の代表として、町並みの存続に長年奔走してきた青木さんが抱える思いとは。
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#02「地元で生きる ―農とゴミと石仏―」
西河誠司さん(61)は、資源ごみ回収業者社長と農家の2つの顔を持つ。 高校を卒業後、高知市で就職。しかし時間に追われる毎日に限界を感じ、地元に戻って農家を継ぐことに決めた。 ところが、「田舎へ帰ったらゆっくりできる」という思惑に反して、次第に多忙な日々へと後戻りしていく。そうした中、数年前より地域の巡礼文化の遺産の保全に取り組めた。年々あらゆるものが無くなっていく地元の、それでも無くならないものは何なのか。伝承を通じて、地域の誇りと向き合う西河さんの姿を追った。
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#01「土佐備長炭の里」
備長炭を国内一生産する高知県のなかでも、室戸市は最大の生産地となっている。第1回はこの地の炭焼き職人、川田勇(42)さんを追った。
生まれ育った室戸で生活し続けることに葛藤を抱えながらも、10年前に地元の伝統産業に携わることを決意。日々、原木を求めて山に入り、職人仲間と切磋琢磨してきた。独立し、自身の炭窯を持って9年経った今、地元に対する思いとは。
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地方創生SDGs官民連携プラットフォーム
室戸市は、広範なステークホルダーとのパートナーシップを深める官民連携の場「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」に参加しています。
官民問わず参加が可能です。ご興味のある方は、下記より詳細をご確認ください。
httphttps://www.future-city.go.jp/
その他の取り組み
担当 | 室戸市 まちづくり推進課 |
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電話 | 0887-22-5147(まちづくり推進班・情報政策班) 0887-22-5167(移住促進室) |
メール | お問い合わせフォーム |
住所 | 〒781-7185 高知県室戸市浮津25番地1 |