吉良川町重要伝統的建造物群保存地区について
2024年03月22日 更新
吉良川のまちなみとは
吉良川町は、藩政時代より林業が盛んで、明治期になると木炭の生産が始まりました。大正年間さらに製炭技術が向上し、良質な木炭（備長炭）を産出したことから、これらを扱う商家や回船問屋が隆盛を誇り、その繁栄ぶりを表す歴史的町並みとして、その面影を残しています。先人の手によって構成された町並みは、平成9年10月31日に、国の文化財である「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されました。
重要伝統的建造物群保存地区とは
伝統的建造物群保存地区制度は、伝統的建造物群及び周囲の環境が一体をなして形成する歴史的風致を維持するため、伝統的建造物群の主として外観上認められるその位置、形態、意匠等の特性について、その周囲の環境と合わせて保持することを目的として、昭和50年の文化財保護法改正時に創設された制度です。また、その中で我が国にとって価値が特に高いものが重要伝統的建造物群保存地区として選定されています。
伝統的建造物とは
吉良川町重要伝統的建造物群保存地区の特性（建物の位置、形態、意匠など）を有し、その価値が高いと思われる建築物及びその他の工作物を伝統的建造物に特定し、保存しています。
吉良川のまちなみでは、伝統的建造物に金色のプレートを設置しています。（設置していないお家もあります。）
吉良川町重要伝統的建造物群保存地区範囲について
黄色に塗られている範囲が、吉良川町の重要伝統的建造物群保存地区です。
保存地区内において、
①外観(色や形)を変えるとき
②新築、増築、改築、移転
③取り壊し(※伝統的建造物は取り壊しできません)
を行う場合、事前に許可が必要です。
生涯学習課までご相談ください。
また、許可の申請は以下ページの様式をお使いください。
png伝建範囲（2.62MB）
httphttps://www.city.muroto.kochi.jp/pages/page0514.php
吉良川のまちなみの特徴や質問について
チャットでお答えします！まちなみの特徴や散策マップなど、まちなみに関する情報をお伝えします。以下のURLから、お気軽に質問してください。
https://lampchat.io/pqehyyum7vc
| 担当 | 室戸市 生涯学習課 |
|---|---|
| 電話 | 0887-22-5142(生涯学習班) 0887-22-5144(人権教育班) |
| メール | お問い合わせフォーム |
| 住所 | 〒781-7185 高知県室戸市浮津25番地1 |
