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むろとしきょういくいいんかい

室戸市教育委員会

Muroto City Board of Education

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羽根岬周辺の植物

シロツメクサ(マメ科シャジクソウ属の多年草)

高さ20~30cm。ヨーロッパ原産で江戸時代に帰化したが、明治時代初期に牧草として導入し栽培したものが野生化し、日本各地にひろがった。路傍、空き地、堤防、畑地周辺などに生育するが耕地に広がって雑草にもなる。江戸時代(1840年代)にオランダからのガラス器などの荷造りに詰め物として使われた干し草が本種で種子が芽生えて白い花が咲いたため、この和名がつけられた。オランダゲンゲのほか、シロクローバー、あるいは単にクローバーともよばれる。

ワルナスビ(ナス科ナス属の多年草)

高さ40~70cm。北アメリカ原産で、昭和時代初期に乾燥牧草の中に種子が混入して渡来し、関東地方南部の牧場周辺から広まった。現在、本州中部以西の暖地に多く分布している。路傍、畑地、牧草地、空き地に生育するが繁殖力が強く刺があるため除草が困難で、畑地や牧草地で雑草となっている。葉や花がナス(ナスビ)に似ているが、害草となるのでワルとつき、和名となった。

ミゾシダ(ヒメシダ科ミゾシダ属の夏緑シダ)

北海道から南西諸島に分布し朝鮮半島、中国、台湾、インドなどにも見られる。雑木林や常緑樹林の林内、山野の溝などの湿ったところに生育する。夏緑性シダだが、暖地では常緑となる。和名は溝の周辺に生えることによる。

ツバキ
椿の実
椿の実
ツルウメモドキ(別名 ツルモドキ)(ニシキギ科ツルウメモドキ属のつる性落葉林)

茎の根元が直径20cmほどになるつる性植物。北海道から南西諸島に分布し、千島列島、朝鮮半島、中国にも見られる落葉樹林の林縁から林内に生育する。和名はつる性の植物でウメモドキに似ることによる。

ネムノキ(マメ科ネムノキ属の落葉高林)

高さ10m以上になる。本州、四国、九州、南西諸島に分布し朝鮮半島、中国、台湾、東南アジアにも見られる。二次林や伐採跡地に普通に生え、ときに河原の砂礫地や湿地などのやせ地にも生育する。和名は夜間や曇天時に葉が閉じることによる。
ネムノキの就眠運動については、すでに「ねぶ」の名で「万葉集」にも詠まれる、漢方では樹皮を「合歓皮」と呼び打撲傷、せき止めに効があるという。

ママコノシリヌグイ(タデ属)

北海道から琉球列島、および朝鮮半島、中国の温帯から暖帯に分布、原野や道ばた、あるいは草の間に生える1年草、茎はつる状で長さ1m位

(ヒメ)コウゾ(クワ科 カジキ属の落葉低木)

高さ2~5m、本州、四国、九州に分布し、朝鮮半島、中国にも見られる低木の林縁や伐採跡地に普通に生育する。果実は複合果で初夏には橙色に熟して甘く、鳥の好物なので雛に食べられる。

ハイビスカス
アカメガシワ(トウダイグサ科アカメガシワ属の落葉高木)

高さ15mほど、本州、四国、九州、南西諸島に分布し、朝鮮半島、中国、台湾にも見られる。低地の二次林や伐採跡地に普通に生育する。和名のアカメは、若葉が鮮紅色で美しいことによる。
葉、種子、樹皮を赤色染料とするほか、民間的には葉をはれ物の外用薬、果実表皮の毛を駆虫薬として用いる。

アカメガシワの花
アカメガシワの花
ノジギク(キク科キク属の多年草)

高さ約60cm。日本固有種で、近畿地方以西の本州、四国、九州の海岸近くに生育する野生ギクである。変異が大きく、各地にいくつかの変種が知られている。和名は、最初の発見地が内陸の野であったことによる。

ツユクサ
カラスムギ(イネ科カラスムギ属の多年草)

高さ60~100cm。ヨーロッパ、西アジア、北アフリカ原産で、日本には有史以前に帰化したといわれる。日本各地の路傍、空き地、農耕地に生える。和名は、カラスが食べるムギの意で、別名は子どもが穂を茶うすのようにして回して遊ぶことによる。

ヒトツバ(ウラボシ科ヒトツバ属の常緑シダ)

高さ20~40cm。東アジアからインドシナ半島の暖温帯から亜熱帯に分布し、日本では関東地方以西の本州、四国、九州、南西諸島に見られる。暖帯では普通に見られ、しばしば岩尾根に群生しウバメガシ林の林床に多く、乾いた岩上や樹上に着生する。和名は、舌状の単葉を1枚ずつつけることによる。

サカキカズラ
カタバミ(カタバミ科カタバミ属の多年草)

高さ約20cm。温帯から熱帯にかけて広く分布している。日本では各地の畑地や路傍に普通に見られるが、繁殖力が強く、根が深いことから畑地の雑草ともなっている。葉や茎にシュウ酸を含むため酸味があり、スイモノグサの別名もある。和名は、小葉の片側が欠けているようにみえるためといわれる。

ヒメジョオン(キク科ヒメジョオン属の1年草)

高さ30~50cm。北アメリカ原産の帰化植物で、明治時代初期に渡来した。日本各地の畑地や路傍に生育する雑草で、とくに都会近郊の空き地や休耕地では大群落をつくる。和名の由来は不明とされる。

ハマゴウ(クマツヅラ科ハマゴウ属の落葉小低木)

高さ30~60cm。東南アジア、太平洋の島々、オースとラリアの温帯から熱帯までの海岸に生育する。日本では北海道を除く各地の砂浜や礫浜に群生し、北方のハマナシに対し、南方を代表する海岸小低木といえる。

ハマボッス(サクラソウ科オカトラノオ属の2年草)

高さ15~40cm。東南アジア、インド、太平洋の島々の温帯から熱帯まで広く分布する。日本でも、北海道南部から南西諸島まえ、海岸の崖地に普通に生育する。和名の由来は、海岸に生育し花序がほっす(僧が使う法具の1種で、ヤク、ウシ、ウマの尾の毛を束ねて柄をつけたもの)に見立てたためとされる。

ハマヒルガオ(ヒルガオ科ヒルガオ属の多年草)

ユラシア、北アメリカ西部、太平洋の島々の亜熱帯から温帯、あるいは熱帯に広く分布し、海岸の砂地に生育する。日本では各地の海岸に見られるほか、ときに内陸の湖岸、河原にも生える。和名は、ヒルガオの仲間で海岸生であることによる。

アメリカネナシカズラ(ヒルガオ科)

北アメリカ原産の1年の寄生植物で、現在、北海道から南西諸島に至る各地で、日当たりのよい海岸の砂地や市街地の荒れ地に群生している。茎は淡黄色から淡橙色の糸状で、寄主に左巻きに巻き付き、寄主に接した部分には小さな吸盤を生じる。きわめて生育が旺盛なもので、またたく間に寄主をおおいつくしてしまう。ジャガイモやナスなどの作物への被害が懸念され、そのため「黄色い吸血鬼」の名が生まれた。その侵入経路は、おそらくダイズなどの輸入穀物に混じってきたものであろう。

オニアザミ(アザミ属)

中部、東北地方の山地や高山帯の草原に分布する多年草。高さ50~100c、。根出葉は残存し、長さ35~65と大型で長楕円形、長枝があり深く羽根に切り込み粗いきょ歯がある。花期hs初夏から初秋

羽根岬周辺の植物