羽根中川内の獅子舞
土佐は台風の通路にあたり毎年被害をうけた。記録によれば台風の被害以外に、地震津波、早害長雨などの被害が重なったとある。ただでさえも苦しかった藩政時代の農民達は、この天災によって苦しめられた。この苦しみから逃れようとする願が獅子舞を生み出した。この獅子舞の起源は定かでないが、宝永4年(1707)頃にはすでに行われていたといわれる。山仕事の安全と五穀豊穣を祈願して隔年ごとに中川内の農民によって羽根八幡宮に奉納される。この獅子舞は羽根八幡宮秋祭りにて奉じられる。
(キラメッセホームページから)
昭和12年土佐大博覧会が高知市で華々しく開かれた時、県下の有名な奉納踊りに伍して競演し優勝した歴史をもっている。昭和34年から中断されていたが、42年9年ぶりに復活した。